保健師の就職先・活躍できる場所

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保健師の就職先・活躍できる場所

自治体の本庁、保健所・保健センターで働く人がほとんど

 保健師の多くは公務員として各種自治体に勤めている。勤務先は大きく分けて3つ。都道府県や市町村の本庁、保健所、保健センターだ。そのほか、病院や診療所などの医療機関、企業、福祉施設で働く保健師もいる。

○都道府県・市町村の本庁

 本庁はいわゆる県庁や都庁、市役所のこと。自治体の保健師を育てるための政策を考える、技術的な指導を行う、保健師の活動に関して調査・研究を行う、災害に対して保健師を派遣するなど、自治体の健康と各保健師を広く支える活動に取り組む。

○保健所・保健センター

 保健所は都道府県や指定の都市のみに設置されているが、保健センターはより多くの市町村に設置されている。感染症対策などの保健サービスについては保健所が、母子健康手帳の交付や子育て支援など、地域住民にとってより身近な保健サービスについては保健センターが、それぞれ分担して提供している。

○医療機関

 全体で見ると少数だが、病院や診療所で働く保健師もいる。代表的な業務は健康診断を受けた人に対して健康指導を行う、専門的な医療機関を紹介する、入院可否の判断を行うなどだ。保健師は必ず看護師資格も所持しているので、採血や医師のサポートなど、看護師としての仕事を兼務させられる場合もある。医療機関によって働き方はさまざまで、求められる役割も違っているのが実態だ。

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