カラーコーディネーターの将来性

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カラーコーディネーターの将来性

色彩についての効用が認知され、ニーズが高まる可能性も

 色が心理的にもたらす影響など、色彩についての効用が認知されるに従い、カラーコーディネーターのように色彩についての知識を持った専門家のニーズが高まる可能性は充分にありうる。

 また、色彩は「ユニバーサルデザイン」とも大きく関係している。ユニバーサルデザインとは、障がいを持つ人とそうでない人、誰にとっても使いやすいデザインのこと。例えばシャンプーとリンスを区別するための“きざみ”もユニバーサルデザインの考えから生まれたものだ。

 また、日本には先天的・後天的な理由で、特定の色の組み合わせを判別できない人が約300万人いるとされている。こうした人たちはもちろん、障がいのない人たちにとっても見やすく伝わりやすい色彩が、印刷物や看板など、さまざまなものに求められるようになっている。多くの人がより便利に、より暮らしやすい社会を達成するために、これからもカラーコーディネーターの活躍が期待されるだろう。

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