カラーコーディネーターの勉強法

英語と国語を主軸に、受験科目を考えよう

　カラーコーディネーターと一口に言っても、具体的な就職先は建築会社やインテリアショップ、アパレル会社、ブライダル企業ととても幅広い。ここで挙げた就職先は資格や学校に関わりなく就職できるので、学びたい学問や学費などから、進学先を考えていくといいだろう。

　カラーコーディネーターと直接関係の深い学校でいうと、家政系の大学・短大が挙げられる。国公立大学の家政系学部から入試を見ていこう。前期試験で課されるのは、英語と国語の２科目が中心だ。ただし、国語の代わりに数学や理科で受験できる大学もあり、受験科目は広いほうだと言える。基本的には文系での受験、ただし一部理系での受験もできると覚えておこう。

　私立大学・短大の一般選抜については、英語、国語の２科目、あるいは英語、国語、社会の３科目が課される傾向にあるようだ。一般的な大学受験では英語が必須科目とされやすいが、家政系学部の場合は国語が必須とされていることもある。なお、一部の私立大学は英語、あるいは国語１科目のみでの入試も実施している。

　国公立大学を含めて、家政系学部を受験するなら国語はぜひしっかり勉強しておきたい。特にアパレル会社やインテリアショップで働きたい人にとって、衣服や住環境について学べる点も大きな魅力になるだろう。