診療情報管理士の勉強法

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指定大学をめざすなら、大学・学科選択を早めに

 指定大学をめざすなら、大学・学科選択を早めに 診療情報管理士になるために必須の資格はないが、仕事に必要なスキルを持っていることを証明するために、診療情報管理士認定試験に合格しておいた方が有利だ。受験資格を得る近道は、一般社団法人日本病院会が指定する大学、専門学校への進学だ。 指定の大学には、公立大学と私立大学がある(2022年8月現在)。公立大学は2校のみで、前期試験では大学入学共通テストで3〜5教科、個別試験で総合問題や小論文などが課される。共通テストの準備に加え、個別試験で問われる内容を調べて対策しておきたい。私立大学で指定を受けているのは医療系、情報学系の学科を中心に、福祉系、経済・経営系の学科もある。学科の幅が広いだけに、文系・理系どちらの科目も選べる大学、数学が必須の大学、英語が必須の大学など課される科目はさまざまだ。指定大学の数は限られているので、めざす大学を早めに決めて、入試科目を把握しておきたい。 専門学校で指定を受けている学科は、医療事務系が多い。学校や入試方式によるが、書類、面接、作文を課すところが多いようだ。 診療情報管理士認定試験では、医学の知識が問われる。入試で課されるかどうかにかかわらず、生物はしっかり学んでおいた方がいいだろう。また就職後は、データを扱う業務もある。データ処理の土台となる、数学や情報にも親しんでおこう。

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