不動産鑑定士の就職先・活躍できる場所
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不動産鑑定士の就職先・活躍できる場所
6割以上の鑑定士が、不動産鑑定業者で活躍している
不動産鑑定士の主要な就職先は、不動産鑑定業者。いわゆる不動産鑑定事務所のことだ。一方で、その知識を生かして、不動産会社や銀行で土地の投資に関わる人もいる。
○不動産鑑定業者
文字通り、不動産鑑定を専業とする業者。不動産鑑定事務所とも。個人事務所から大手財団法人・企業まで規模はさまざまで、200人以上の不動産鑑定士を抱えている事務所もある。こうした大手の事務所では、不動産鑑定業とは別に、環境コンサルティングや建築コンサルティング、都市計画コンサルティングなど、土地の専門家としてコンサルティング業務も展開している。なお、6割以上の不動産鑑定士がこの不動産鑑定業で働いている。
○不動産会社、銀行
不動産は一種の財産であり、投資の対象となる。こうした背景から、所有者から土地を預かって収益を運営したり、投資家のために投資の対象となる優良物件を探したりする部署を持つ不動産会社や銀行もある。鑑定自体は行わないものの、専門的な知識が必要となる鑑定評価書を確認し、土地の売買価格が適正かを判断するうえで、不動産鑑定士の知識が重宝されているようだ。
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