国家公務員の学校の選び方

国家公務員

 国家公務員とは、省庁をはじめとした国の機関で働く公務員のこと。一言で国家公務員と言っても、省庁で政府の政策を考える人もいれば、国有の山や林の調査に行く人、皇居の警備を担う人など、さまざまな職種がある。

国家公務員の学校の選び方

就きたい職種・区分を考えることが大切

 国家公務員は総合職・一般職・専門職と職種別に採用される。このうち総合職は大卒程度の学力が必要になる。高卒でも受験できるが、試験難度が高いので、大学に進学することを強くおすすめする。一般職・専門職には高卒程度・大卒程度それぞれの採用区分がある。大卒程度の試験を受けるつもりなら、総合職と同様にやはり大学に進学するべきだ。
 国家公務員総合職はいわゆるキャリア官僚であり、合格・採用のハードルは非常に高い。合格率が低いうえに、合格者の多くが難関大の出身となっている。例えば2021年度の試験で最も採用者数が多かったのは東京大だった。人気の職業であることから、どの大学から何人合格したか例年民間の調査によって発表されているので、それらの大学から候補を考えてみよう。総合職ほどではないが、一般職も採用されるのはかなりの難関。総合職同様に、出身者数の多い大学をまずチェックしてほしい。
 国家公務員専門職は例えば「国税専門官」「労働基準監督官」といったように、別個の職業として成り立っており、名前の通りそれぞれ専門性が異なっている。国税専門官であれば税法のエキスパートとして、法律や経済を学べる大学に進むのが近道だ。また、総合職・一般職同様に、その大学からどれだけ採用者が出ているかを調べるのもいいだろう。
 総合職・一般職をめざす場合、試験区分に注意しよう。総合職は政治・国際、法律、経済など、一般職は行政、電気・電子・情報、機械など、さまざまな区分に分かれて試験を受けることになる。就職後、活躍できるフィールドも変わるので、今のうちにどの区分の国家公務員になりたいかを考えて、受ける区分に関連した学問を学ぶようにしよう。
 そのほか、総合職・専門職・一般職のどれをめざすにしても、その大学の公務員試験対策の充実度もチェックしておこう。特別な講座が開講されているか、図書館や自習室が整っているか、OB・OG訪問が活発に行われているかなどが目安になる。

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