消防官(消防吏員)の資格
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消防官の資格
必須資格 … 消防官採用試験
消防官として働くには、各自治体の消防官採用試験に合格することが必要だ。自治体によって差はあるが、学力や年齢別にいくつかの区分が設けられていることが普通。中には救急救命士の資格を持つ人用の区分を設けている自治体もある。また、受験資格として身長、体重、視力などが定められていることも多いため、特に身長などは早めにチェックしておくことが望ましい。
採用試験では、筆記試験、論文試験、面接試験、適性検査、体力測定などが実施される。体力測定は握力、上体起こし、持久走など、職務に必要な体力・筋力が測られる。知力・体力ともに求められるのが消防官の特徴だ。
合格率は自治体によってまちまち。例として東京消防庁の2022年度試験を見てみると、全区分合計で8409人が受験し、うち最終合格者が1275人。倍率は6.6倍となっている。東京都の規模が大きいことを踏まえても、自治体によってはかなりの競争になるようだ。
そのほかにあると便利な資格
○救急救命士
救急車に乗り、傷病者に応急処置を施す職業。消防官の一種とされている。救急救命士の資格がなくても救急車への乗車や応急処置は行えるが、救命のプロフェッショナルとして活躍したいのであれば、ぜひ取得を検討すべき資格だ。
関連する職業
警察官/救急救命士/海上保安官/自衛官/入国審査官/通関士/大使館勤務/電力会社勤務/ガス会社勤務/刑務官
消防官に関連した職業は、公務・保安系の職業から見つけることができる。このうち救急救命士は、資格を取ったうえで消防官の採用試験に合格しないと就けない職業であり、消防官の一種と言える。非常に関連性が高いため、あわせてチェックしておこう。また、体を動かすことが得意な人は、警察官や自衛官、海上保安官などにも適性があるかもしれない。
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