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職業情報 公務保安関係

救急救命士の働き方と生活

救急救命士

 救急車に乗り、病人や事故にあった人の応急処置を施すことが仕事。命を救う最前線で働く、責任の重い職業だ。ほとんどの救急救命士が消防官として消防署に勤めているが、近年は民間の病院で働く救急救命士も登場してきている。

救急救命士の働き方と生活

24時間体制の勤務だがやりがいも大きい

 救急活動は24時間体制で行われるため、勤務形態は交代制だ。出勤が早朝や深夜になることも多いため、生活は不規則になりがちである。また、出動要請があれば仮眠中でも出ていかなければならないなど、過酷な面もある。
 人の死に直面する仕事であるため、精神的にも厳しいが、やりがいも非常に大きい仕事だ。

 消防署の救急隊員として働く場合の1日は次の通り。午前9時頃、前日の当番から引き継ぎを受け、救急車や機材の点検を行う。その後は消防署で出場の指令があるまで、書類仕事や訓練を行って待機。地域によっては1日に10回以上出場することもある。忙しいときは、消防署に帰ってくるまでの間に指令が入り、そのまま次の現場に向かう場合も。夜は交代でシャワーを浴び、仮眠を取る。起きている間は通信業務といって、消防署にかかってくる電話の対応を行いながら、出場に備える。朝方、消防車や機材の点検を行い、次の当番と交代する。
 近年は救急救命の需要が増えていることもあって、なかなか休憩が取れず、かなり忙しく感じている人も少なくないようだ。そのため、通常3名で1チームの救急隊を4名にして、きちんと休憩が取れるようにするなど、救急隊員の働き方を改善しようとしている自治体が出てきている。
 精神的にも体力的にもハードな仕事だが、消防官の中では女性の比率が高めで、女性も働きやすい環境の整備が急がれている。

教えて先輩!
救急救命士として働いている先輩に、勤務スケジュールについて聞いてみた!

Q.勤務のスケジュールを教えてください!

A.1回の「当番」は24時間体制で、3チームで対応しています。朝8時半の「大交替」で前のチームから仕事を引き継ぎ、翌朝の8時40分まで勤務することになりますが、それ以降はもう「非番」扱いなので帰宅して自由に過ごすことができます。とはいえ、24時間ずっと働いた後は体力的にかなり疲弊しているため、退勤すると疲れがドッと来ることが多いですね(苦笑)。なお、「非番」の翌日は「週休日」になっていることが多いです。つまり、丸1日(24時間)の仕事を終えたら2日休みだとイメージしてください。このサイクルを「三交替制」と呼びます。全国的には、同じ勤務サイクルを2チームで対応する「二交替制」のところもあります。(39歳・男性・救急救命士歴15年目)

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