救急救命士の勉強法

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救急救命士の勉強法

必須科目とされている割合の高い英語の対策を中心に

 救急救命士には、一度消防士として就職してから実務経験を積んで資格を取得するか、大学・短大・専門学校の養成課程で資格を取得して就職するかの、2つのルートがある。前者の場合、消防官として5年以上勤務、もしくは2000時間以上の救急活動をし、指定の養成所で研修を受けなくてはならないため、大学・短大・専門学校の養成課程に進んだ方が早く活躍できるだろう。

 全国救急救命士教育施設協議会のホームページには、修業年限(卒業までに必要な年数)別の養成校が掲載されている。4年制大学については私立大学しかないので、大学に進学するなら私立大学だと考えておこう。主要な大学の入試科目を見ると、英語が必須で、数学・国語・社会あるいは理科から2科目選択して受験するパターンが多いようだ。社会と理科の選択科目は大学によってまちまちで、社会が選べない大学や、理科の基礎科目を認めない大学もある。まずはどの大学でも必須となりうる英語を中心に勉強しよう。

専門学校は大学と異なり、学科試験はあまり課されない傾向にある。むしろ面接や小論文、適性検査で合否を決める学校が多いようだ。ただし、大学でも専門学校でも、医療に携わる以上、化学や生物の知識は今後必ず必要になる。将来国家試験を受けるのだから、今からしっかり勉強しておこう。

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