自衛官の働き方と生活

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自衛官の働き方と生活

大きな災害の発生時には長期間の現地派遣も

 勤務地により異なるが、勤務時間は原則として8時15分から17時で、完全週休2日制となっている。また、曹長以下の自衛隊員は、駐屯地や基地などにある営舎で生活するのが一般的である。

 大規模な自然災害が発生した場合には、被災地へ派遣され救護活動などを行う。災害の規模によっては、派遣期間が長期化することもある。

 多くの自衛隊員は、1日の大半を「訓練」に費やす。例えば航空自衛隊員は航空機の飛行や整備訓練を、陸上自衛隊員は射撃訓練やヘリコプターからの降下訓練を、海上自衛隊員は給油訓練や水泳訓練などを行っていて、ときには実戦に近いかたちで何日間も野外で過ごすこともある。仕事の特性上、体力的にはかなりハードな働き方をしなければならない。また、海上自衛隊の場合、長期間港に帰らず、船の上で生活する訓練や任務も行われている。

 一方で、福利厚生は非常に充実している。営舎の住居費は無料であり、食事も支給される。生活雑貨や衣服の多くも、支給されるか貸与されるものだ。また、訓練は大変だが、生活が不規則なわけではなく、休日の数も確保されている。そのほか、給与に加えられる手当の種類も充実していて、待遇には恵まれていると言えるだろう。

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