自衛官の就職先・活躍できる場所

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自衛官の就職先・活躍できる場所

駐屯地での訓練だけでなく、災害派遣や平和維持活動も

 自衛官の多くは駐屯地や基地で過ごし、それぞれの訓練や実務を行っている。また、大規模な災害が発生した際は現地に赴き、救命活動や物資の輸送、炊き出しなども行う。そのほか、国際情勢によっては海外の紛争地帯や洋上で国際平和協力活動にも従事する。

○駐屯地・基地

 陸上自衛隊の駐屯地は約160箇所、海上自衛隊の基地は約40箇所、航空自衛隊の基地は約70箇所、それぞれ全国に点在している。基地での仕事は多岐にわたり、例えば陸上自衛隊の場合は訓練以外にも施設・設備の整備、備品の輸送等を自分たちで行っている。海上自衛隊で艦艇に勤務する場合、1日の中で交替を繰り返しながら洋上で過ごすことになる。

○災害派遣

 地方の自治体や防衛大臣などから自然災害への対応を求められた場合、自衛隊が現地に派遣されてさまざまな任務につく。具体的には救急患者の輸送、消火活動、給水支援、物資の輸送などだ。特に2011年に発生した東日本大震災では、のべ10万人以上の隊員が派遣され、被災地の支援に取り組んだ。

○海外派遣

 自衛隊は国際平和協力活動として、国連平和維持活動や災害救助、難民救済に取り組んでいる。派遣される国々はフィリピン、スーダン、パキスタンなどさまざまだ。

 自衛隊は国連平和維持活動だけで通算50回以上海外に派遣されている。現在も海上自衛隊はソマリア沖の海賊から民間船団を護衛する任務を任されている。

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