臨床心理士(CP)の将来性

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臨床心理士の将来性

職場は広がっているものの、待遇の改善が待たれる

 現代はストレス社会と言われることもあり、老若男女を問わず、専門家によるカウンセリングの需要が高まっている。実際に臨床心理士の活躍の場は、病院や学校、企業、刑務所など、さまざまな場所に広がっている。今後も仕事がなくなることはないだろう。

 一方で、現状は非常勤として複数の職場で働いていたり、安定して仕事をもらえていなかったりする人が多く、待遇面の改善が待たれている。また、類似した資格が乱立していることも、なかなか待遇がよくならない一因になっているようだ。

 こうした現状から、国はこれまでなかったカウンセラーの国家資格として、2017年に「公認心理師」の資格を新しく設けた。臨床心理士の資格とは違う点も多いので、これから志望する人は資格をよく比較して、どのようなルートで臨床心理士をめざすかしっかり考えておこう。

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