保健師の働き方と生活

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保健師の働き方と生活

残業や休日出勤は少ないが勤務地を問わず多忙

 保健師の大半は地域の保健所や保健センターなどに所属するが、そのほか企業で従業員の健康相談に携わったり、病院で患者の療養生活への相談に乗ったりする場合もある。残業や休日出勤は少ないが、過疎地では家庭訪問のため遠方まで出向くこともある。都市部でも、人口が多い割に保健師の数が限られているので多忙だ。

 働く場所として最も多いのは自治体の保健センターで、保健師全体の30%以上を占めている。病院や診療所で働く保健師も一定数いるが、企業で働く保健師はまだ少数に留まっている。

 行政の保健師は、公務員であることもあって異動が頻繁に行われる。およそ3年が異動の目安とされているが、より短い期間で担当地域が変更になることもある。職場の人間関係や地域住民との信頼関係がリセットされてしまうため、人によってはストレスに感じてしまうこともあるようだ。 残業については、基本的にあまり多くないとされている。ただし、実際は職場による違いが大きい。特に都道府県の保健所で働く場合、会議やデスクワークが多いこともあって、残業せざるを得ないことがよくあるようだ。公務員=残業がないというイメージは通用しないので、注意が必要だ。

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