国家公務員の働き方と生活

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国家公務員の働き方と生活

予算編成期などには夜遅くまで働くことも

 一般的に中央の本省庁に勤務することが多いが、地方の出先機関などで働く場合も少なくない。

 勤務時間は基本的に1日7時間45分で週休2日制となっているが、予算編成期や国会会期中は夜遅くまで仕事が続くこともある。特に、総合職で採用された人は、かなりの激務となりそうだ。

 その一方で、民間企業の手本になるよう、国家公務員の働き方にもさまざまな改革が起きている。まず、セクシュアル・ハラスメント、パワー・ハラスメントをはじめとした、職場での嫌がらせの防止。次に、女性の活躍推進。こちらは採用や昇進に関わっており、実際にここ数年で総合職の採用率や女性管理職の割合は向上しているようだ。そのほかにも、男性の育児休暇取得率が高いことや、フレックス制と呼ばれる柔軟な働き方ができる点など、注目すべきことは多い。

 もちろん、国家公務員全体として見た場合のケースであり、こうした制度を利用しづらい激務の省庁や部署、役職もあるが、「働き方改革」の中でまた変わっていくかもしれない。

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