職業情報 コンピュータ系
プログラマーの働き方と生活
システムエンジニアがつくった設計図をもとに、コンピュータを動かすために必要なプログラムを作成することが仕事。つくるプログラムの種類も、そのために必要な“プログラミング言語”も多種多様で、専門性が年々高まり続けている。
プログラマーの働き方と生活
フレックスタイム制を採用している職場も多い
プログラマーの勤務先はコンピュータメーカーやソフトウェア開発会社、情報処理サービス会社などが主だが、一般企業や官公庁、研究機関などにも活躍の場が広がっている。
勤務はかなりハードで、納期に間に合わせるために夜遅くまで働くこともある。そのため、フレックスタイム制を採用する会社も多い。
プログラマーが忙しい理由は、納期が厳しいことだけではない。プログラマーはシステムエンジニアが書く設計書にもとづいてプログラミングを行うが、この設計書の仕様が、クライアントの要望でよく変更される。つくるべきものが変わってしまうため、やり直しになったり、追加の作業が発生したりしてしまう。納期が延びない場合は、大急ぎで対応しないといけないので、時間に追われてしまいがちだ。加えて、プログラマーの人手が足りず、少人数で仕事を進めなければならないことも、忙しさの一因となっている。
そのほか、プログラマーの仕事の大半はデスクワークであり、長時間座り続けなければならない。体を痛めやすく、体調管理にも気をつける必要があるようだ。
なお、この分野の仕事は新しい技術が生まれやすく、流行り廃りも激しい。技術を身につけることがキャリアアップにつながることもあり、プライベートで積極的に勉強する人もいる。