ゲームプログラマーの学校の選び方

大学と専門学校どちらにも強みがある

　ゲームプログラマーには大学や短大、専門学校でプログラミングを学ぶことでなれる。特に必須の資格はないので、どの学校を選んでも問題ない。ただし、情報系の短大はあまり多くないので、実際には大学か専門学校が候補になりやすいだろう。

　大学は基本的に４年制だ。専門学校に比べてゆっくりと勉強でき、プログラミングに関する知識を専門的に身につけられる点に強みがある。また、企業によっては大卒以上の学歴を求めることがあるほか、ゲームプログラマー以外の職業にも就職しやすい。大学に進学するのであれば、情報工学・情報学・理工学系の学科で、プログラミングやネットワークなどの知識をどんどん吸収していこう。また、サークルや学科の活動で、ゲーム開発やプログラミングができると、就職後の実践力を高めやすい。

　大学と違って、専門学校ではゲームプログラマーになるための勉強だけに集中することになる。その分、即戦力として働くための力は身につけやすい。また、実際にゲームのプログラミングを行う機会が豊富なのも強みだ。どの学校に進むか迷った場合は、開発したいゲームのジャンルやプラットフォームについて詳しく学べる学科や講師が用意された学校や、就職実績に強みのある専門学校を選ぶといい。