宇宙飛行士になるには

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宇宙飛行士になるには

さまざまな条件をクリアして、選抜試験に合格すること

 日本で宇宙飛行士をめざす場合、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙飛行士採用枠に合格する必要がある。

 応募するには、いくつもの条件をクリアする必要がある。過去に実施された試験の例を見てみよう。

・日本国籍を有すること

・自然科学系の大学・学部を卒業していること

・自然科学分野における研究、設計等について3年以上の実務経験を得ていること(修士号を取得している場合は1年、博士号を取得している場合は3年の実務経験を得ているとみなす)

・訓練時に必要な泳力(10分間立ち泳ぎができるなど)を有していること

・身長158cm以上190cm以下であることなど、規定の身体条件を満たすこと

そのほかにもさまざまな条件があるので、過去の募集要項を一度は見ておこう。

 上記は応募の条件であり、これに加えて採用試験も行われる。過去の採用試験は一次選抜から三次選抜まで実施され、語学力・一般教養・数学や化学等の専門分野・泳力に関する試験、面接、医学検査が実施された。体力から学力まで幅広い能力を試されながら、たくさんのライバルとの競争に打ち勝って、初めて宇宙飛行士となることができるのだ。

 なお、近年宇宙飛行士の採用が行われたのは2008年で、直近の募集は2021年の10月から2022年の3月までだ。

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