AIエンジニアの将来性

AIの進歩はまだまだ過渡期、将来性はとても明るい

　スマートフォンやタブレット、パソコンをはじめ、ICTの発達は著しく、これらに付随したサービスもどんどん増え続けている。そのことから、今IT業界全体が人手不足にあると言われていて、人手不足の傾向はこれからさらに深刻化していく見込みだ。AIエンジニアも例外ではない。そもそもAIエンジニア自体が比較的新しい職業であり、高い専門性が求められることからも、希少な存在とされている。引く手あまたであって、これからめざすのであれば就職先の選択肢で困ることはないだろう。

　AI自体の動向についても少し見てみよう。調査会社にもよるが、国内のAI市場は前年に比べて約20％もの大きさで拡大している。つまり、どんどん市場が大きくなっているのだ。AIが応用されている業界は数多く、農業では農薬散布用のドローンに、製造業では不良品の自動検出やロボットアームの制御に、小売業では店舗の来客数の予測にと、実にさまざまな形でAIの導入が進んでいる。これから先も、驚くようなAIの利活用がきっと登場していくだろう。将来性はきわめて明るい、まさに注目の分野だ。