歯科医師の資格

歯科医師

 虫歯をはじめとした、歯の病気を治療する職業。治療だけでなく、歯磨きの指導や健康診断を通して病気の予防に努める役割も担っている。近年はさらに役割が広がり、子どもの食育や高齢者の歯・口の健康ケアなどで活躍している人も。

歯科医師の資格

必須資格 … 歯科医師

 歯科医師として働くためには、大学の歯学部に進学し、6年間の学びを修めたうえで、国家試験に合格しなければならない。また、卒業後すぐに歯科医師として活躍できるわけではなく、1年以上の期間を「臨床研修歯科医」として過ごすことが義務付けられている。
 2021年に実施された国家試験では、3284人が受験し、2123人が合格。合格率は64.6%だった。新卒者に限れば合格率は80.2%と高く、合格しやすそうに見えるが、そもそも国家試験を受験できるのは大学をきちんと卒業できる見込みの人だけ。大学が個別に課す卒業試験や卒業基準をクリアしない限り、国家試験を受験することはできない。実際は、6年で大学を卒業し、国家試験にも合格できた人は50%程度。大学によってストレートで合格できる人の割合は違うので注意しよう。いずれにせよ、大学でしっかりと学びを深めることが不可欠だと言える。

関連する職業

医師/看護師/保健師/薬剤師/理学療法士/臨床検査技師/診療放射線技師/作業療法士/細胞検査士/言語聴覚士/視能訓練士/はり師・きゅう師/音楽療法士/臨床工学技士/歯科技工士/歯科衛生士/薬品メーカー勤務/義肢装具士/柔道整復師/あん摩マッサージ指圧師/診療情報管理士

 歯科医師に関連した職業は、医療・看護系の職業から探すことができる。このうち直接人を治療するという点では医師が、最も歯科医師に近い職業だと言える。また、歯科医師は歯科衛生士や歯科技工士と協力してこそ、力を発揮する。志望していなくても、それぞれがどのような職業なのかを理解しておくことはとても重要なので、仕事の内容などを見ておくといいだろう。

歯科医師に必要な資格が取得できる大学を検索