建築技術者の資格

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各種建築士

 建築技術者の中でも、設計の担当者をめざす場合は「建築士」の資格が必要になる。建築士の資格には「一級建築士」「二級建築士」「木造建築士」の3種類があり、それぞれ業務の範囲が異なる。すべての建築物に関われる一級建築士になるには、一級建築士試験に合格し、合計2年以上の実務経験を経て免許を登録する必要がある。二級建築士と木造建築士は、高校や大学などで指定の科目を履修すれば、卒業後に二級建築士試験を受験できる。大学・短大・高専卒業の場合、合格すれば実務経験なしに免許登録が可能だ。令和2年度から建築士試験の受験要件が緩和されたことで、建築士の資格取得にかかる時間が短縮されそうだ。

 例年、二級建築士の合格率は20%台、一級建築士の合格率は10%台と、どちらもかなりの難関試験となっている。実務経験なしで資格を取得するためにも、大学などの進学先はよく選んだほうがいいだろう。

 なお、施工担当者にも「建築施工管理技士」という資格試験があるが、学校の卒業後、すぐに受験することはできない。

関連する職業

建築大工/土木系研究・技術者/測量士(補)/インテリアプランナー/建設会社勤務

 建設技術者に関係した職業は、同じ建築系の職業から見つけることができる。ここで挙げた職業は、いずれも建築技術者と一緒に働くことが多い、いわば仲間だ。建築技術者に興味があるなら、それぞれの職業の仕事を知っておくことは大切なので、時間があるときにチェックしてみよう。また、建設技術者の中でも、設計担当者と施工担当者だと仕事の内容が大きく変わる。自分にはどちらが合っていそうか、考えてみよう。

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