管理栄養士、栄養士の勉強法

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管理栄養士、栄養士の勉強法

大学受験は化学、生物を中心に組み立てよう

 栄養士の資格は大学、短大、専門学校の栄養士養成課程を修了すると得られる。管理栄養士になるには、栄養士の資格を取得したあと、管理栄養士国家試験に合格する必要がある。いずれにしても、大学、短大、専門学校のいずれかには進学しなければならないので、まずはこれらの学校の中から志望校を探してみよう。

 国公立大学の前期試験では、英語、国語、数学、理科の中のいずれか3科目が課される傾向にある。大学によっては国語が選択できず、英語、数学、理科のみのパターンもあるので、早めに志望大を絞り込もう。また、理科は地学が選択できず、物理、化学、生物のいずれかから選択するパターンがめだつ。

 私立大学・短期大学の一般選抜は、英語、数学、理科の3科目が課されるパターンが王道だ。一方で、大学ごとにバラエティ豊かな入試を実施していることも多く、例えば共通テストの点数と一般選抜の合計点で合否を決める方式や、英語と数学しか課されない方式、英語、国語、数学、理科から2科目選択する方式などもある。英語と国語のように文系科目で受験を乗り越えることもできるので、入試科目から大学を絞り込むのも一つの手だ。

 専門学校の入試は、一般選抜の場合でもあまり学科試験が課されない傾向にある。面接や書類選考だけで合否を決めることが多いようだ。書類選考で見られるのは、主に高校の成績。定期テスト対策に力を入れておくと、それだけで専門学校の合格は近づくだろう。

 なお、高校の化学・生物の知識が身についているかどうかで、栄養学の学びやすさは大きく変わる。仮に入試で使わないとしても、得意にしておくと進学後に役立つはずだ。

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