学芸員の資格

学芸員

 博物館に勤務し、資料の収集や研究、展覧会の企画、博物館の案内を行う職業。貴重な資料を扱い研究することや、資料を人に説明することから、高い専門性と学識が求められる。人気があり、就職はかなりの狭き門として知られている。

学芸員の資格

必須資格 … 学芸員

 学芸員の収入は勤務先の規模や地域によって異なる。博物館は多くが公立で、採用された場合は公務員とされることが多いが、自治体によって給与体系はまちまちだ。ただし、一般的に学芸員の給与は決して高い方ではなく、採用時の給与が14万〜20万程度とされていることも普通のようだ。民間の博物館や美術館に採用される場合も、収入に大きな差はない。
 博物館の館長など、役職に就くことで給与を高められる場合もあるが、かなりの狭き道と言える。そもそも、学芸員は人気のある職業である一方で、求人がとても少ない。専門分野が細かく分かれていることもあり、就職先を見つけるだけでも大変な職業だ。そのため欠員が出るまで非正規職員として働き、生活をつなぐ人も少なくない。

関連資格

必須資格 … 学芸員

 学芸員として働くためには、国家試験の合格者に与えられる「学芸員」の資格が必要だ。資格は、大学や専門学校で学芸員になるための科目を履修する、学芸員資格認定試験に合格する、などで取得することができる。
 学芸員資格認定試験は、大学の学士号を取得する、学芸員補として実務をこなす、といった方法で受験資格を得ることができる。試験は必須8科目と、選択2科目からなる筆記試験のみ。必須科目では資料の保存や展示など博物館の業務に関わることが問われ、選択科目では美術史や地学などの各専門分野に関する知識が問われる。2021年度の試験では、87名が出願し、69名が合格だった。
 学芸員は、高い研究能力や資料を保存する技術などが求められる職業だ。そのため大学院の修士課程や博士課程を卒業してから就職する人が大多数。今からめざすのであれば、大学院への進学まで考慮したうえで、学芸員に関する講座を開講している大学をめざすのがいいだろう。

関連する職業

保育士/幼稚園教諭/小学校教諭/中学校教諭/高校教諭/大学教員/養護教諭/特別支援学校教諭/日本語教員/英会話学校講師/塾講師/音楽教室講師/社会教育主事/司書、司書教諭/法務教官

 学芸員は資料の収集や研究だけでなく、展示し、その価値を人に伝える役割を担っている。そのため、下に挙げるような教育系の職業の中から、関連した職業を見つけることができるだろう。また、人を楽しませたり喜ばせたりすることに興味があるなら、企画調査系の職業や対人サービス系の職業が合っているかもしれない。そのほかの分野も見て、自分にぴったりの職業を探してみよう。

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