システムエンジニア(SE)の勉強法

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システムエンジニアの勉強法

受験でも仕事でも数学の力が役に立つ

 システムエンジニアになるには、プログラマーとして数年経験を積んでキャリアアップするのが一般的だ。プログラマーは必須の資格がないため、学歴や学校の種類に関係なく、なることができる。入社後に研修を受けて、必要な知識・スキルを現場で習得することも可能だ。ただし、プログラミングやその周辺知識を身につけてから就職した方が活躍の幅は広がる。大学の情報工学部や理工学部、工学部、あるいはプログラミングの専門学校でじっくり学ぶといいだろう。

 関連の深い、大学の情報工学系学科の入試を確認すると、国公立大の二次試験では英語、数学、理科(物理・化学)の3科目で受験するパターンがめだつ。理科は物理・化学を勉強しておくと進路選択時に大学の選択肢が広がるだろう。私立大学の一般選抜も、基本的に課される科目は同様だ。ただし、一部の大学は理科が物理でしか受験できないケースもあるので注意したい。

 専門学校の入試は大学と大きく異なり、あまり学科試験が課されない傾向にある。基本は書類選考と、学校によって面接がある程度だ。ただし、書類選考で学校の成績を評価する学校もある。定期テスト対策はしっかり行っておこう。

 システムエンジニアもプログラマーも、論理的な思考力が求められる。高校時代から数学をしっかり学んでおくと、将来的にも役立つだろう。また、システムエンジニアは設計書や仕様書、進捗報告など、文書作成の機会が多い。国語の勉強も手を抜かず、しっかり取り組んでおくのがおすすめだ。

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